世田谷美術館 作品のない展示室
社会のあらゆるところで新型コロナウイルスの影響を受けているなか、美術館も海外作品の借用が困難となり今後の見通しがたっていないような状況です。
そんな中で現在世田谷美術館では「展示室自体を展示する」といった催しを行っています。世田谷美術館は都立砧(きぬた)公園の中に建っており、建築家・内井昭蔵(1933- 2002)によって周囲の環境と一体化するように建築されました。
普段は作品保護のためスライディングウォールで覆われている窓が露になり、世田谷美術館の窓を通して8月の緑豊かな風景を味わうことができます。写真を撮ったりぼーっとしたり、みなさん思い思いの時間を過ごされていました。
こんな時だからこそ楽しめる「展示室の展示」8月27日までの開催となっておりますので興味のある方はお早めに。